第103回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園2021)が開幕しました。
大阪桐蔭高等学校の松浦慶斗(すぎうら けいと)投手が、身長185cm、最速150Kmの大型左腕として、話題を集めています。
高校1年生の夏には、2020年夏の甲子園交流試合で東海大相模高校戦にリリーフとして登板し、2回無失点1奪三振の好投を披露して、プロ野球スカウト陣の大注目の的になっています。
実は、松浦慶斗投手の父親で杉浦吉仁(すぎうら よしと)さんは、甲子園出場経験があり、さらに社会人チームでプレーをしたのちに監督も務めた経歴があります。
現ソフトバンクホークスの投手、古谷優人(ふるや ゆうと)選手が、松浦慶斗投手のいとこであることもわかっています。
そこで今回まとめた内容はこちらです。
・松浦慶斗の父は甲子園出場経験あり?
・ソフトバンク古谷優人がいとこ?
この記事を読むことで、松浦慶斗投手の父親が甲子園に出場していることや、いとこについてわかります。
松浦慶斗の父は甲子園出場経験あり?
身内で甲子園出場経験者がおり、経験談を聞けるのは、甲子園で活躍するには好条件ですね。
父の杉浦吉仁とは?
杉浦吉仁さんは、2021年3月時点で49歳で、北海道の北海高校で2回甲子園出場経験があります。
1988年春の甲子園大会(3回戦進出)と1989年夏の甲子園大会出場(初戦敗退)で、外野手として活躍していました。
高校卒業後は、社会人野球の道に進み、山陽国策パルプ旭川硬式野球部でプレーしています。
途中から本社の合併に伴って日本製紙が発足され、チーム名を「日本製紙旭川硬式野球部」に改称されています。
2000年には、「日本製紙石巻硬式野球部」へ移籍し、後に監督を務めています。
野球に精通していることから、きっと松浦慶斗選手を育てる上でも、技術面、精神面でもよきアドバイザーとなっていることと思います。
センバツ出場の大阪桐蔭は練習公開日。今秋ドラフト候補の左腕松浦(左)、関戸(中央)と竹中がブルペン投球しました。この超高校級の速球に注目! 重そうな球質でした。#大阪桐蔭 #センバツ #松浦慶斗 #関戸康介 #竹中勇登 pic.twitter.com/pARbJN3EMJ
— 酒井俊作【powerd by 日刊スポーツ】 (@shunsakai89) March 3, 2021
日刊スポーツより引用
いとこの古谷優人選手とは?
いとこの古谷優人選手は、松浦慶斗投手の母親の美雅(みか)さんの妹で、古谷理江(ふるや りえ)さんの次男です。
高校は北海道の江陵高等学校の出身で、甲子園へ出場経験はありませんが、2016年のドラフト会議でソフトバンクホークスから2位指名を受けて入団しています。
甲子園にも出場していない選手がなぜプロのスカウトの目にとまったのか?
それは、2016年の夏の甲子園予選・北北海道大会の2回戦の旭川西戦にて、左腕でMAX154㎞を記録し、準々決勝の釧路工業高校戦では、8者連続を含む20奪三振で大会新記録を樹立し、チームを初のベスト4に導く活躍をしました。
プロ入り後の2019年には、三軍交流戦で、香川オリーブガイナーズを相手に、なんとなんと160㎞を記録し、日本プロ野球界の左腕で、歴代最速記録を出しています。
松浦慶斗投手が小学生の頃に親戚の集まりがあり、一緒にキャッチボールをしたことがあり、「制球を気にし過ぎず、思い切り投げたらストライクゾーンに行くから」とアドバイスをもらっています。
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残念ですが、古谷優人選手の出身校の江陵高等学校は、令和2年度を持って65年の歴史に幕を下ろすことにが決まっています。
まとめ
夏の甲子園2021で、ドラフト候補として大注目なのが、大阪桐蔭高校のエース松浦慶斗投手です。
2020年夏の甲子園交流戦で、東海大相模高校相手に見事なピッチングを披露し、スカウト陣から高評価を得て、今回の春の大会での活躍が期待されています。
その松浦慶斗投手の父親が甲子園経験者、また社会人野球の監督も務めていたということもあり、豊富な経験の中から松浦慶斗投手にアドバイスできる環境にあるのは、本人にとって心強いことだと思います。
また、いとこはソフトバンクホークスの左腕で最速160Kmを出した古谷優人選手なので、同じ左腕として身近な人を目標とできるのもいいですね。
夏の甲子園2021では、優勝候補筆頭の大阪桐蔭高校のエースとしての活躍を楽しみにしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。