高校野球

関戸康介が転校して明徳を辞めた理由は?大阪桐蔭を選んだ2つの理由とは?

第103回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園2021)が開幕しますが、早くもドラフト候補として、大阪桐蔭高等学校の関戸康介(せきど こうすけ)投手の名前が挙がっており、今大会でも注目を浴びることでしょう。

大阪桐蔭高等学校は、右のエース関戸康介投手と左のエース松浦慶斗(すぎうら けいと)投手の2枚看板で優勝候補筆頭に挙げられています。

関戸康介投手は、明徳義塾中学校で全国大会準優勝の経験がありながら、卒業前に学校を辞め、甲子園常連校の明徳義塾高等学校には進まず、大阪桐蔭高等学校に一般入試で入学しています。

なぜ明徳義塾中学校を辞めたのか?と甲子園常連校の中でも明徳義塾ではなく、大阪桐蔭を選んだ理由が気になります。

そこで今回まとめた内容はこちらです。

・関戸康介が転校して明徳を辞めた理由は?

・関戸康介投手が大阪桐蔭高校を選んだ2つの理由とは?

・大阪桐蔭高校と明徳義塾高校の違いは何?

 

この記事を読むことで、関戸康介が明徳義塾中学校を辞めて、転校してまで大阪桐蔭高校に進学した理由がわかります!

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関戸康介が転校して明徳を辞めた理由は?

関戸康介投手が転校して明徳を辞めた理由は、明徳義塾は中高一貫校のため、他の高校に進学する場合は、退学をしないといけないという理由があったからです。

一番の大きな理由は、上記の通リになりますが、では、なぜ明徳義塾高校に進まなかったのかがポイントになりますが、それは、後に記述します。

 

福岡ソフトバックjrから明徳義塾中学校へ

関戸康介投手は、長崎県佐世保市の出身で、小学校時代はホークスジュニアチームに所属し、「NPB12球団ジュニアトーナメント」に出場しています。

直球の最速は軟式球ながら、小学生で異例の129Kmを叩き出しています。

 

https://www.youtube.com/watch?v=U5FsTKe4htQ

 

この大会での活躍もあり、明徳義塾中学校から声がかかり、12歳で長崎県から高知県に行き、寮生活をしながら野球に励みました。

なぜ明徳義塾中学校の進学を決めたのか?

関戸康介投手は、明徳義塾中学校を選んだ理由に、「投打ともにレベルが高かったから」「神谷洋隆監督が自分の特長をよく理解していてくれていたから」と語っています。

 

明徳義塾中では、2年秋には球速140Kmを突破し、同年末には143Kmを記録しています。

そして3年生の夏には146Kmに達し、全国大会準優勝投手になり、注目を集めました。

 

しかし、夏の全国大会終了後に関戸康介投手は、明徳義塾中学校を辞めて地元長崎佐世保の公立中学校に転校しました。

なんと、この年の内部進学生10名が明徳義塾高校に進まずに流出し、明徳義塾高校の名将馬淵監督も明徳離れに頭を抱えたということです。

「わしも引き留めはしたんやけど、よその学校に行きたいというのなら仕方ない。選手を鍛え上げて強くするのではなく、素材の良い選手を集めたところが甲子園で勝つ。高校野球が面白くなくなってきておる」

「せっかく3年間をここで過ごしたんやから、もう3年間、明徳で過ごして花を咲かせたらどうや、という話はしました。でも、『よその方が強いから』と言われたら、こちらは何も言いようがない。親御さんの意向もある。隣の芝は青く見えるんやろうね……」(明徳義塾高校 馬淵監督)

ライブドアニュースより引用

 

では、なぜ関戸康介投手は明徳義塾高校へは進学せずに、大阪桐蔭高校を選んだのでしょうか?




なぜ関戸康介投手は大阪桐蔭高校を選んだ2つの理由

関戸康介投手が大阪桐蔭高校を選んだ理由は2つあります。

①周囲のレベルが高く、その中で勝ち抜いていくことで自分をより高めたい

②勉強もしっかりやりたい

「周囲のレベルも高いし、勉強もできるから」

「周囲の選手との競争に勝ち抜いてきたい」

「野球をやめたときのために勉強もしっかりしたい」

西日本スポーツより引用

 

この2つの理由があり、関戸康介投手は、佐世保市内の中学校に転校後は、佐賀県のまで週1回通い、「ホークスジュニアアカデミー」で硬式球を使って練習し、大阪桐蔭高校進学への準備をしていました。

そして、一般入試で大阪桐蔭高校に入学しています。

 

大阪桐蔭高校と明徳義塾高校の違いを調査

明徳義塾高校 大阪桐蔭高校
所在地 高知県須崎市 大阪府大東市
偏差値 52-70 43-50
甲子園出場回数 34回 21回
甲子園優勝回数 1(夏1回) 7(春3回、夏4回)
野球部監督 馬淵史郎 西谷浩一
プロ野球輩出数 約25人 約40人

 

甲子園の出場回数を見てみると、明徳義塾高校の方が圧倒的に数としては多いですね。

これは、地域性も関係してくることなので、高校の総数を調べてみました。

高知県の高校数は44校、大阪府は267校なので、大阪府の方が勝ちあがる確率からすると高知県に比べると厳しくなるので、出場回数だけでは良し悪しは判断できません。

次に優勝回数では、明徳義塾高校が1回に対して、大阪桐蔭高校は7回と上回っています。

しかも大阪桐蔭高校は2度の春夏連覇の輝かしい結果を残しています。

そして、プロ野球の輩出数では大阪桐蔭高校が断然多く、現在でも各球団の中心的存在として活躍している選手が多くいます。

そして、野球以外で見てみると偏差値は大阪桐蔭高校の方が高いです。

これらの情報と、関戸康介投手の将来の目標を重ねることで、なぜ大阪桐蔭高校を選んだのかがわかってきました!

関戸康介投手の将来の目標は?

関戸康介投手の将来の目標は、メジャーリーガーになることで、好きな選手は日本人がメジャーリーグに進む道を切り開いた野茂英雄投手です。

メジャーリーグに進むためには、日本野球界での活躍が必要となってきます。

そこで、なぜ大阪桐蔭高校を選んだかを考察してみると、プロ野球に進み、そしてメジャーリーグへの夢をかなえるためには、大阪桐蔭高校で野球も勉強も両立して学べる環境があるということだと思います。

将来を見据えて自分の人生を切り開いている所が素晴らしいです。

 




まとめ

大阪桐蔭高校の右のエース関戸康介投手が、明徳義塾中学校を辞めた理由と、大阪桐蔭高校に進学した理由について調べてみました。

明徳を辞めた理由は、他校に進学する場合は退学する必要があったこと、大阪桐蔭高校を選んだ理由は、メジャーリーグに進むために野球と勉強の両立をするためということがわかりました。

夏の甲子園2021では、右の関戸康介投手左の松浦慶斗投手の活躍がますます楽しみになってきましたね。

また、もう一つの見所は、夏の甲子園出場を決めている大阪桐蔭高校と明徳義塾高校がどこまで勝ち上がるかです。

トーナメント表を見るとお互いは別ブロックなので、戦うとしたら準々決勝以降ということになるので、これも見てみたいカードになってきますね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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