平井卓也デジタル改革相が2021年4月の内閣官房IT総合戦略室のオンライン会議で、脅迫ともとれる発言の音声動画が公開されて話題になっています。
平井卓也デジタル改革相は、以前にも「黙れ、ババア」とネットに匿名で書き込みをして相手をののしったことで炎上したこともありました。
今回は、「徹底的に干す」「脅しておいて」などを幹部に対して発言したことで世間からは、「恫喝でしょう」「もう……まるでヤクザ」との批判的な声があがっています。
そこで気になるのは、何を発言したのかなので、オンライン会議での音声をまとめました。
また、今回の発言に対して後日に説明会見を開いていますが、そこで明らかになったのは、信頼ある10年来の仲間に対して発言された内容でした。
そうなると、この発言音声がメディアに公開されたということは、信頼ある10年来の仲間からの裏切り行為ともとれますね。
そこで今回まとめた内容はこちらです。
・平井卓也オンライン会議での音声
・遠藤のおっちゃんとは?
・【動画】10年来の仲間の裏切りでは?
・世間の反応
この記事を読むことで、平井卓也デジタル改革相のオンライン会議の音声まとめや10年来の仲間と言っている幹部のことについてもわかります。
平井卓也オンライン会議での音声まとめ
平井卓也デジタル改革相の2021年4月の内閣官房IT総合戦略室のオンライン会議の音声をまとめました。
デジタル庁はNECには死んでも発注しないんで。
場合によっちゃ出入り禁止にしなきゃな
そのオリンピックであまりグチグチ言ったら完全に干すからあれね
ちょっと 一発遠藤のおっちゃんあたりを脅しておいた方がいいよ
ふっ どこかさ、その~象徴的に干すところをつくらないとなめられちゃうからね
運が悪かったってことになるね
やるよ本気で その やる時は
払わないよNECには基本的には はいっ
この音声は、朝日デジタルの記事内で動画配信されていますので、ご覧になりたい方はこちらからどうぞ!
この話の内容は何について話しているかというと、東京オリンピック・パラリンピック向けに国が開発したアプリ(オリパラアプリ)の事業費削減をめぐっての会議です。
請負先のNECを脅すような音声内容になっていますが、「遠藤のおっちゃん」と出てきますが、いかなる人物でしょうか?
遠藤のおっちゃんとは?
NECの取締役・会長の遠藤 信博 (えんどう のぶひろ)氏のことです。
NEC公式ホームページより引用
つまり、NECのトップに平井卓也デジタル改革相は脅しをかけるということを言っているわけですね。
しかも、象徴的に吊るし上げるということは見せしめにするという捉え方もできるので、相当傲慢なやり方ではありますね。
自民党公式ホームページより引用
しかし、この音声動画を聞いて、気になるのは、一文一文切れているので、きっと編集して、平井卓也デジタル改革相の煽っている言葉の部分のみ抽出した印象があります。
そうなると、その煽っている言葉の前後の内容によって、今回発した音声の印象も変わることもあるということですが、今回の報道のされ方では、はっきりとはわかりません。
【動画】10年来の仲間の裏切りでは?
2021年6月11日に朝日デジタルの記事が配信され、同日中に平井卓也デジタル改革相は定例会見を開き、この音声の内容に触れました。
その動画がこちらです!
発言内容はこちらです。
YouTube定例記者会見 私の発言に関する一部報道についてより引用
「10年来一緒に仕事をして来て自分の真意が分かる幹部職員へ対面で檄を飛ばしたもの」とありますが、音声を録音していること、またその録音がメディアに流れてしまったということは、幹部職員の裏切りではないかと考察されます。
日頃からの付き合いで信頼をおいていたにもかかわらず、このような状況になったのには、何かしらの理由があるものと思われますが、それが何かはわかりませんが、平井卓也デジタル改革相にとっては、残念なことではないでしょうか。
世間の反応は?
世間の反応をSNSからひろってみました。
平井卓也デジタル大臣のデジタル音声を、朝日新聞デジタル版で聞きました。デジタル大臣としてデジタルの素晴らしさを世に訴えたかったのでしょうが、その為に自らの恥態をもフル活用するとはさすが大臣。内容はただの脅迫でした。己の極悪ぶりを伝える広告力もさすが元電通マン。早く辞職して下さい。
— さよなら昨日の私 (@SaYoNaRaKiNo) June 11, 2021
この文章をよどみなく、あの迫力で言い放つのはちょっとやそっとのスキルではできません。
いい慣れてるんだな、と。
○暴そのもの。10年来のフランクな関係の部下に音声データを取られてるのがなんとも…。
— ぶぶ姐(ピン&ワンズで認知症介護@10年め) (@bubu_honya) June 11, 2021
平井卓也って人も政治家の家に生まれて、電通に就職、からの30ぐらいで地元放送局の社長に就任、と来ている。筋金入りの……って感じ。しかし、あんな音声流出しちゃうんだから、嫌われてんだろな
— m.$.t.k. (@mk_sekibang) June 10, 2021
世間の反応を見ると、すっかり信用に関しては失っていますね。
このまま大臣を続けられるのかも、危うくなってきています。
しかしながら、東京オリンピック・パラリンピックは直前に迫ってきているので、開催された場合は成功を収められるように、精一杯尽力してもらいたいと思います。
まとめ
平井卓也デジタル改革相が2021年4月の内閣官房IT総合戦略室のオンライン会議で、脅迫ともとれる発言の音声についてまとめてみました。
出入り禁止、完全に干す、脅しておいた方がいい、やるよ本気でなどの発言があり、世間からは、「恫喝でしょう」「もう……まるでヤクザ」という厳しい反応が平井卓也デジタル改革相に向けられている。
また、会議の相手が10年来一緒に仕事をして来て自分の真意が分かる幹部職員だったということで、内部からの信用もなくなってきている状況が読み取れる。
どちらにしても、東京オリンピック・パラリンピックは成功させてもらいたい。
最後までお読みいただきありがとうございました。