実体験を元に、多くの漫画を手がけている菊池真理子(きくちまりこ)さん。
連載中の「神様のいる家で育ちました」が急遽web上での掲載が削除され、閲覧できなくなり、話題となっています。
自ら、当事者や関係者に取材に行き書き上げた作品は、同じ境遇を持つ読者の心に突き刺さり、反響を産みました。
今回は、漫画家菊池真理子さんの年齢や出身地、漫画家になったきっかけや経歴について調べてみました。
▽この記事でわかること▽
・ 菊池真理子の年齢や出身地は?
・ 漫画家になったきっかけや経歴も調査!
菊池真理子の年齢や出身地は?
菊池真理子さんの年齢は50歳(2022年4月現在)で、出身地は埼玉県です。
名前:菊池真理子(別名義:小沢カオル)
生年月日:1972年9月29日
年齢:50歳(2022年4月現在)
出身:埼玉県
職業:漫画家
家族構成は、ご両親と妹と菊池さんの4人家族で、父親はサラリーマンでしたが、後に社長になったそうです。
記憶をなくすまでお酒を飲んでいた父親は、肺と食道癌を患い72歳で亡くなりました。
母親は、専業主婦でしたが結婚前から新興宗教に熱心でした。
癌や更年期障害を患い、不安定な状況が続き、菊池真理子さんが中学2年生の時に亡くなりました。
アルコール依存症の父と、新宗教にハマった母に、お風呂に5日以上入れてもらえないなど、ネグレクトされて育ったアダルトチルドレンの菊池真理子さんですが、当時は自分の家の異変に気付かなかったそうです。
菊池真理子が漫画家になったきっかけや経歴
菊池真理子さんは、元々漫画が好きで、小学生の頃からノートに描いていたそうです。
漫画家になったきっかけは、母親に連れられ宗教の集まりによく参加していた際に、母の親戚に漫画の描き方を教わったそうです。
高校卒業後、大学には進学せず、アルバイト生活をしていました。
そんな時、友人宅のヤングマガジンを読んで、新人漫画賞の募集が目につき応募し、見事入賞しました。
そして、2度目で佳作に入選し、23歳で漫画家としてデビューしました。
友達からアルコール依存症のセミナーに誘われて行った際に、アルコール依存症の症状が自身の父親と当てはまり「もしかしたら、自分のお父さんも依存症だったのかな」と思ったのが、自分の体験を漫画にしようとした始まりで、『酔うと化け物になる父がつらい』は、後に映画化され話題となりました。
『酔うと化け物になる父がつらい』を観ました。壮絶だった…
アル中の父、宗教にハマる母。暴力的な彼氏。生まれた時からずっと絶望。
子は親を選べない。だが父もまた、飲みニケーションの被害者。誰も救われない。
ただ愛を求める、松本穂香さんの演技が凄まじかった。
— SYO (@SyoCinema) March 9, 2020
漫画の第一話公開時にはアクセスが集中し、サイトに一時アクセスが出来なくなるほど反響がありました。
菊池真理子さんは、自ら滝行を経験したり、ゲテモノを食べたり、ゴミ屋敷を清掃したり、山の中でサバイバルをしたりなど身体を張った取材をされていて、自ら経験した事を漫画にしていることが、読者の心を掴んでいるのでしょう。
連載中の「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~』の掲載が削除され、閲覧出来なくなりました。
その理由は
・ 名前こそ出していませんが、宗教が特定出来る描写があり、信者を傷つける可能性があること。
・ 事実確認や表現の検討が十分ではない箇所があること
として、問題視されていた5話だけでなく、1話から全てweb上から消えましたが、こちらから読めるようになっていますね。
「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~
作: 菊池真理子全話残ってたのでまとめておきますね。
1-1https://t.co/aVBvT06EYK
1-2https://t.co/zUEWsjkzXK
1-3https://t.co/1n9GekoicD
1-4https://t.co/cBWT2s1TRJ2話以降はツリーに続けます。 https://t.co/SORgtPuvaK
— まりめっこ (@mrmk0120) February 13, 2022
菊池真理子の執筆本
・酔うと化け物になる父がつらい
・依存症ってなんですか?
・毒親サバイバル
・生きやすい 1・2
まとめ
漫画家 菊池真理子さんは、埼玉県出身の50歳で、出身地は埼玉県です。
自ら体を張った取材を元に様々なジャンルの漫画を書いています。
実体験を元にした『酔うと化け物になる父がつらい』や『依存症ってなんですか?』『毒親サバイバル』は、同じ境遇をもつ読者から反響がありました。
連載中の『「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~』の掲載が突如削除され、閲覧出来なくなりました。
その理由は、信者を傷つける可能性があることや、事実確認や表現の検討が十分ではない箇所があることとして、問題視されていた5話だけでなく、1話から4話までもweb上から消えました。
この事に対して、菊池真理子さんは「このままで終わろうとも思っていないので、もうちょっとあがきますね」とツイートしました。
今後、どのように作品が動き出すのか、注目です。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。