北京オリンピックの代表選考を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権で注目を集めたのが18歳の鍵山優真(かぎやま ゆうま)さんです。
ここ数年で、みるみる頭角を現し、全日本選手権でも、3位の成績を納め、北京オリンピックの出場権を見事手にしました。
今回は、鍵山優真さんの母親との関係性や、コーチでもある父親の病気、出身高校と進学先について調査しました。
▽この記事でわかること▽
・鍵山優真の母親は離婚で父親は病気?
・出身高校と進学先は中京大学!
鍵山優真の母親は離婚で父親は病気?
鍵山優真さんのご両親は離婚されています。
父親の鍵山正和さんは、離婚後も鍵山優真さんを息子としてコーチとして育ててきました。
詳しくは後述しますが、46歳の時に脳出血で倒れ、歩行時には杖を使ったり、長距離移動には車椅子を使用しています。
兄弟は、姉と弟がいます。
ご両親は離婚されていて、鍵山優真さんは父親に、姉と弟は母親に引き取られたそうです。
よって、鍵山優真さんの口から母親のことや兄弟のことは語られることはありません。
父親はオリンピアン?
父親でコーチでもある鍵山正和さんは、元フィギュアスケートの選手です。
1992年のアルベールビルオリンピックと1994年のリレハンメルオリンピックの2大会に、フィギュアスケート男子シングル日本代表選手として出場されています。
4回転ジャンプを日本人で初めて成功させたすごい選手です。
1994年23歳で引退し、その後2005年までプロに転向し活動していました。
2005年からは、リンク専属のインストラクターを務めています。
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2021年12月現在で、50歳の鍵山正和さんですが、2018年46歳の時に脳出血で倒れます。
当時14歳だった鍵山優真さんはジュニアグランプリシリーズ派遣選考会で演技が終えた直接に知らされたそうで、「あまり状況が、理解できなくて。気づいたら、お父さんが病院にいた。何が起きたかわからなかった。」と語っています。
正和さんも「コーチとしての役目だけでなくて、親の務めをこの体で果たしていけるんだろうか?というのも、すごく不安だった。」と語っています。
半年間入院を余儀なくされた正和さんですが、その間も病室からコーチとしてアドバイスをし、息子を支え、息子もいい結果を出してお父さんを元気にしたいとの思いで、練習に励みました。
メニューを自ら組み立てて動画を撮影し、LINEで送るなどして、父親にアドバイスを求めたそうです。
「良い報告をしたいとずっと思っていたので、お父さんがいなくても頑張れた」
引用:日経新聞より
と語った鍵山優真さん。
父親の正和さんも当時を振り返り「きっかけは僕の病気なので、きっかけ自体は良くなかったと思うんですけど、朝起こされて練習に行っていたのが、自分で支度をして、時間の管理をして、練習も管理をするっていうことを、自分でやらなきゃいけなかったので、一つ成長したのかなと」と語りました。
父親の仕事の関係で神奈川県から富山県や長野県にと何度か引っ越しをします。
どこに引っ越しをしても、必ずあったのがスケートリンク。
その影響もあって、5歳でフィギュアスケートを始めます。厳しい世界だと知っていた父親の鍵山正和さんですが、楽しそうに滑る姿や可能性を感じ、指導することになりました。
また、父方の祖母佐治子さんは名古屋在住です。毎年お正月には帰省して、祖母の手料理を食べています。
息子だけでなく、孫までトップスケーターに育てあげた佐治子さん。鍵山優真さんにとっても、心強い存在だと思います。
全日本まであと4日❄️男子No.29
✨鍵山 優真(かぎやま ゆうま)✨
18歳/オリエンタルバイオ/星槎昨季からの勢いはさらに加速🚀GP2連勝🔥世界ランク1位🔥
父とともに夢舞台へ🇨🇳そして日本の頂点へ🏆尊敬する先輩たちに堂々と挑みます🤜🤛#figureskate #グラディエーター #スケーターとつながろう pic.twitter.com/HRY2ZDx1pD— 【公式】フジテレビスケート (@online_on_ice) December 19, 2021
出身高校と進学先は中京大学!
鍵山優真さんは、通信制の星槎国際高等学校の在学中です。
気になる進学先ですが、中京大学への進学意向を固めたそうです。
鍵山優真の出身中学校は、横浜市内の公立校の六角橋中学校です。
中学1年生になるときに長野県軽井沢から、神奈川県横浜市に引っ越し六角橋中学校に入学しました。
中学1年生だった2016年の全日本ジュニア選手権では11位。
翌年の全日本ジュニア選手権では12位と、思うように結果に結びつかなかった鍵山優真さんですが、中学3年生だった2018年8月に自身初の国際大会「2018年アジアフィギュア杯」で1位を獲得し、注目を集めました。
そして同年12月に全日本選手権に出場し、3位という結果を残しています。この時、1位が羽生結弦さん 2位が宇野昌磨さんで憧れの選手と表彰台に乗りました。
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星槎国際高等学校の定時制に通っている鍵山優真さんですが、2021年現在3年生です。
星槎国際高等学校の特徴の中に、アスリートのサポートを掲げています。
そして、『なかなか学校にかよえなかった人も、プロスポーツ選手を目指す人も、10人いたら10通りの学びを経験できる”全員にえこひいきする”高校です。』
との特色があり、中学時代から国際大会に出場していたため、勉強しながらフィギュアスケートに専念できる環境が整っている星槎国際高等学校の定時制に進学したと思われます。
鍵山さんは大会でメダルを獲得すると高校の先生に報告し、学校側も良い結果が出ると校内に張り紙をして紹介してくれています。
この春進学する中京大学は、浅田真央さんや室伏広治さんらオリンピック選手を多く輩出しています。
通年使えるスケートリンク場があり、練習環境が充実していることや、憧れの選手でもある平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨さんの存在が、進学の決め手になったのではないでしょうか。
まとめ
鍵山優真さんのご両親は離婚されていて、母親とは別に暮らしています。
コーチである父親の鍵山正和さんは、脳出血で倒れ左半身に後遺症が残った為、歩行には杖や車椅子が必要です。
2021年12月現在高校3年生で、アスリートのサポートに力を入れている、星槎国際高等学校の定時制に通っています。
この春から進学先に選んだのは、憧れの宇野昌磨さんがいる中京大学です。
1年中使えるスケートリンクがあるので、練習するのにとてもいい環境と言えるでしょう。
父親の鍵山正和さんは、フィギュアスケートの元日本代表で、2度のオリンピックを経験した選手です。鍵山優真さんの柔軟性やジャンプは、父親譲りと言えます。
親子二人三脚で掴んだオリンピックのチケット。父親と同じ舞台で、どんな演技が見れるか楽しみですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。