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若隆景の高校や大学は?三兄弟の名前が戦国武将で実家はちゃんこ屋?




2022年3月27日、大相撲春場所の千秋楽にて若隆景渥(わかたかげ あつし)さんが初優勝したことにより話題になっていますね。

優勝インタビューではいつも通り言葉数は多くはなかったものの、厳しかった顔が和らぎ、「一生懸命、相撲を取ろうと思いました。(賜杯は)重たかったです」とコメント。

 

今回初優勝を飾った若隆景さんの出身高校や大学はどこなのか、気になりませんか?

また、若隆景さんの三兄弟の名前が戦国武将というのは誰の名前なのか、若隆景さんの実家がちゃんこ屋という話もあることから若隆景さんのことについて深掘って行きたいと思います。

 

そこで今回まとめた内容がコチラ!!

・若隆景の高校や大学は?

・三兄弟の名前が戦国武将?

・若隆景の実家はちゃんこ屋?

 

若隆景の高校や大学は?

 

若隆景さんの出身高校は「学法福島高校」でした。

学法福島高校は若隆景さんの2人の兄も進学していて、有名人だと中退してしまっていますが、ドリフターズの加藤茶さんも進学されています。

 

偏差値43〜58といったところですが、相撲部が昔からあり名門高校のようです。

 

福島市立吉井田小学校1年から福島県内の県北相撲協会で相撲を始めた若隆景さんは三兄弟の中で一番弱く、福島市立信夫中学を卒業するまで全国大会に出ても一回戦敗退と全国で実績を残すことはなかったようです。

学法福島高校に進学した若隆景さんでしたが、2011年3月11日の東日本大震災で高校の土俵が壊れたことから1ヶ月間、長兄が所属している荒汐部屋で避難生活を送っていました。

その際の稽古が功を奏したのか、若隆景さんが高校3年の時、全国日本ジュニア体重別相撲選手権大会100kg未満級で優勝

その後も世界ジュニア相撲選手権大会団体で優勝・軽量級2位などの実績を作りました。

若隆景さんの高校の相撲部顧問だった二瓶顕人さんは若隆景さんと出会った頃のことを振り返り「小さくて細くて、かわいかった印象。弱かったですよ。」「負けず嫌いは半端なかった。稽古は一切、手を抜かなかった。」と証言。

「一年生」が悔しくて名札に2本線を足して「三年生」にしていたくらいの負けず嫌いだったようです。

“学年が悔しくて“なんて可愛いですね。

 

高校卒業後、そのまま部屋に入った兄たちとは異なり、若隆景さんは「東洋大学法学部起業法学学科」に進学。

全国相撲学生選手権大会の2週間前に右足首の靭帯を断裂、手術をした状態で出場したものの団体優勝、個人でも準優勝と成果を残したことにより、大相撲の三段目最下位格付出資格を獲得。

4年次には相撲部の副主将まで務めました。

元々、プロに行けるからではないと考えていたこともあり、プロ入りか実業団入りかを悩んでいたそうですが、三段目付出資格獲得したことで大相撲入りを決意したそうです。

高校・大学と、相撲のための努力が報われた瞬間ですね。

若隆景渥プロフィール

 

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名前    若隆景渥(わかたかかげ あつし)

本名    大波渥(おおなみ あつし)

生年月日  1994年12月6日

年齢    27歳(2022年3月時点)

出身地   福島県福島市

身長/体重  182cm/127kg

血液型   O型

所属部屋  荒汐部屋

ジャンル  大相撲力士

最高位   東関脇

現在番付  東関脇(2022年3月場所)

得意手   押し・右四つ・右おっつけ・寄り

初土俵   2017年3月場所

入幕    2019年11月場所

生涯戦歴  221勝149敗25休(30場所)

幕内戦歴  95勝61敗25休(12場所)

優勝    幕内最高優勝1回

      幕下優勝1回

      三段目優勝1回

賞     技能賞3回

趣味    映画鑑賞・魚捌き

 




三兄弟の名前が戦国武将?

若隆景さんの名前は戦国武将の名前との話がありますが、兄弟揃ってそうなのでしょうか。

若隆景さんには兄が2人います。

 

2017年3月場所で初土俵を踏んだ若隆景さんは、四股名「若隆景」と命名されました。

「若隆景」とは三子教訓状で知られる戦国武将・毛利元就の3人の息子であり、三男でのちに豊臣政権の五大老に出世した小早川隆景にちなんだ四股名です。

 

若隆景さんが四股名を命名された際、小早川隆景の兄である毛利隆元・吉川元春からちなみ、「幕下・若隆元」と「幕内・若隆春」と改名。

長男  30歳  幕下・若隆元

次男  28歳  幕内・若隆春

末っ子 27歳  新関脇の若隆景

 

3人に共通している「若」というのは若隆景さんの祖父であり、元小結・若葉山(時津風部屋・12代錏山)の「若」と、父であり元幕下・若信山(立田川部屋)の「若」から来ているそうです。

 

「毛利3兄弟」の結束をたとえ逸話として知られる“三本の矢”にちなみ、師匠の荒汐親方(元小結大豊)が考え、「3人で切磋琢磨してほしい」という意味がこもっているとのことでした。

若隆景さん3人兄弟は「3人で関取になること」が夢だそうです。

生まれた時から相撲に関しての環境が整っていた状態での今回の成果、3兄弟の夢も叶えてほしいですね。

 


若隆景の実家はちゃんこ屋?

若隆景さんは福島県福島市の出身ですが、福島駅に程近い、福島市方木田に「ちゃんこ若葉山」というちゃんこ屋があります。

ここは若隆景さんの父(本名:大波政志さん)が営んでいます

 

子供の頃から父親の作るちゃんこを食べて育ったのかもしれませんね。

店名は若隆景さんの祖父(元小結・若葉山)の四股名が由来。

元・愛知県名古屋市にあった店の看板とのことでした。

 

女将であり、妻の文子さんが祖父の実娘に当たるそう。

1998年に父の故郷で開店し、このご時世ではありますが料理が美味しいと評判のようです。

一番は地元の特産品である銘柄鳥「川俣シャモ」を使用した地鶏「塩ソップ」がおすすめのようです。

ちゃんこってあまり馴染みがありませんが、美味しそうですね。

 


まとめ

ここまで若隆景さんの高校や大学について、三兄弟の名前について、若隆景さんの実家についてお伝えしてきました。

小さい頃から相撲に取り組み、「学法福島高校」を卒業し、「東洋大学法学部起業法学学科」に進学したこと。

 

戦国武将・毛利元就の3人の息子であり、三男の小早川隆景に削った四股名が由来となり、「3人で切磋琢磨してほしい」という意味で三兄弟とも戦国武将の名になったこと。

福島市方木田に「ちゃんこ若葉山」というちゃんこ屋を若隆景さんの父が経営していること。

若隆景さんのこれからの活躍にも期待ですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。